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平成26年1月15日(水) 沼ノ内の水祝儀レポート!

水祝儀1

今日は晴れの天気予報ですが、どんより曇り空のいわき市。
現在、いわき市には低温と乾燥注意報が発令されております。
いわき駅前の温度計も2度
厳しい寒さとなっておりますので、体調管理には十分にご注意ください。


さて1月13日に行われた「沼ノ内の水祝儀」の様子をご紹介いたします。
平・沼ノ内地区に古くから(約400年前)伝わる奇祭で、別名「水かけまつり」とも呼ばれ、いわき市の無形民俗文化財に指定されています。
火伏せを信仰している愛宕将軍地蔵尊で行われ、無病息災・豊漁と安全・豊作を祈願する祭りです。
昨年の水祝儀は雪の中行われました。今年も晴れていましたが寒い中、多くの観客が来ていました。

水祝儀の前には「墨祝儀」が本殿内で行われます。
墨祝儀1
「謡(うたい)」による「高砂」や「磐城めでた」を全員で歌い、その後「ダイコンバン」という大根に墨をつけ額に墨を押します。
墨祝儀2
これは魔除けの印とか。
墨祝儀3


いよいよ水祝儀の始まりです
水祝儀2

「桶取り」と呼ばれる地区の青年団から選ばれた未婚の青年4人が、井戸から汲んできた水を運びます。
「桶取り」が四方に揃うと「謡(うたい)」がうたうのですが…すんなりと桶取りが四方に揃うことはありません。
なぜなら…のようなことがあるからです
水祝儀3
四方に桶取りが揃うと謡役がうたい終わった途端に四方から掛け始めます。
水祝儀6
1回目は腰から下に。
水祝儀4
公民館の中へと逃げ込む観客の方も
桶取りも負けじと中に入ろうとしましたが、中には入れなかったようです
水祝儀5
2回目は胸から下に。
2回目が終わると子どもたちから「あと1回」と応援の声も聞かれました。
水祝儀7
寒い中、桶取りもじらします。
桶取りが水をかけられてしまう場面もありました。また報道の方も
水祝儀8
3回目は頭から。
水祝儀9

水祝儀10
水祝儀が終わると、観客は短冊のついた大竹や「まで竹」を奪い合います。
水祝儀11
若婿と青年会の方で大竹を諏訪神社へ運びます。
濡れたままのため、本当に寒そうでした。
水祝儀12

取材に行った中の人もスタッフも大竹をゲット
家の神棚へ供えました


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