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新緑の季節、背戸峨廊の魅力 [平成27年5月16日(土)更新]

朝は強い雨が降りましたが、ひと段落したいわき市です。
昨日は夏のような暑さもあれば夜間は冷え込むなど、気温差が激しいように感じます。
体調を崩さないよう注意したいところです。
本日の話題です。
新緑が日々色濃く美しくなる季節、いわきの新緑の魅力を感じてみませんか?
夏井川渓谷県立自然公園の中でも険しくも美しい背戸峨廊にスタッフが行ってまいりました!
JR磐越東線江田駅前をはしる県道41号線を北上するとすぐに背戸峨廊への入り口が見えてきます。
入口へ入ると道が狭くなりますのでご注意。

道を抜けると背戸峨廊駐車場に出ます。
ここで、背戸峨廊とは…
いわき市の小川町出身の詩人草野心平が命名した、夏井川の支流の江田川が流れる渓谷の呼び名です。
夏井川渓谷県立自然公園の中でも険しく巨岩怪石を縫うように急流と滝が連続するスポットです。

駐車場には入山についての案内看板がありますが、ここで注意して頂きたいのはこちらは震災以前に作られた看板です。

入山口の付近に立てられた看板にも書かれているように、現在背戸峨廊は震災及び大雨等の影響で登山道の一部が損壊しています。
現在はトッカケの滝までの入山となります。
そして、入山前に注意する事は
・体調は万全か
・入山時間は過ぎていないか(春夏:午後2時まで 秋冬:正午まで)
・動きやすい服装・歩きやすい靴か(登山靴・トレッキングシューズ・手袋の着用を推奨)
・飲酒をしていないか
沢登のようなコースになるため、転落事故などが発生する事もある険しい登山道の為、これらをきちんと守ってください。

準備を整え、いざ背戸峨廊へ。
ひとたび足を踏み入れれば、木々から零れ落ちる太陽の光が道を照らします。
写真を見てご覧いただける通り、転落防止のガードレールなどは一切ありません。

足元は木の根や岩が露出したところ、やや斜面になる所もあり、雨上がりなどは特に注意が必要になりそうです。

屏風岩へ到着です。
川の両端に屏風を立ててあるように見える事からこの名前がついたのだそう。
下へ降りる際には足元へ注意してください。

岩と岩の間を撫でるように流れる川の水。
水辺の涼しさと、キラキラと光り輝くような新緑。
サワサワと穏やかな木々の葉が擦れる音、水の音、野鳥たちのさえずり。
人工物から発せられる音が一切ない、自然達の音を感じます。
写真にはおさめられませんでしたが、しじゅうからの姿を見ることが出来ました。
耳を澄ませていると、気持ちのよい空間でずっとここに居たいと思わせます。
スタッフはここで今回は引き返しました。
背戸は隠れたところ、峨廊は岸壁がそそり立つ様という意味を4文字で表現した草野心平。
背戸峨廊は険しいながらもその中で植物や動物たちが守られている美しい場所でした。
今後の復旧までの間トッカケの滝までの登山を安全に楽しんで頂けたらと思います。
背戸峨廊の入山についてはいわき市役所HPをご覧ください
こちら
【背戸峨廊】
住所:いわき市小川町上小川江田
駐車場:あり
トイレ:あり
※平成27年5月現在トッカケの滝までの入山可能。
【問合せ】
いわき市役所 観光振興課 施設係
電話:0246-22-7480
《アクセス》
JRの場合
JR磐越東線江田駅下車 徒歩約10分
車の場合
常磐線自動車道いわき中央ICより約30分

ふくしまデスティネーションキャンペーン開催に併せ、初の試みとなる「国宝白水阿弥陀堂 新緑の季節ライトアップ」を今週末の25日(土)より5月24日(日)までの約一ヶ月間行います。
また、ライトアップ期間中の土・日・祝日はJR湯本駅と国宝白水阿弥陀堂を結ぶシャトルバスを運行いたします。
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