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小名浜住吉神社 秋の例大祭が行われました。 [平成27年10月13日(火)更新]

朝は青空が多く見えていましたが、厚めの雲が多くなってきたいわき市。
連休明け初日、なんとなく体の調子が戻らなかった方も多かったのでは?
風邪をひいてしまった方もちらほら、どうぞご自愛ください。
本日の話題です。
10月11日(日)、小名浜住吉の住吉神社秋の例大祭の様子のお写真が届きました。
小名浜住吉神社は西暦901年~923年に作成された当時の神社を書いた、延喜式に記録が残っており、全国住吉七社の一社に数えられています。
大臣建内宿禰(おおおみ たけのうちのすくね)が住吉の土地に航海安全と国家鎮護のために東北の総鎮守として祀られたと伝えられています。
関東・東北の中でも古い歴史をもつ神社のひとつです。
例大祭は現在、毎年10月13日の一番近い土日に行われております。


小学校高学年の女の子が奉納する巫女舞。
扇の舞と鈴の舞を舞います。
少し大人びて見える姿は可愛らしいですね。
住吉神社の勅使参向式・流鏑馬神事は平成16年にいわき市無形文化財に指定されています。
勅使参向式の様子。


源頼義・義家(八幡太郎)父子が康平年館に勅使となって住吉神社に東国の鎮護を祈願した際、八幡太郎義家が勅命を背中に背負って神社に参向したことを模して行われてきた儀式と言われています。
勅使に選ばれるのは5歳~10歳位までの長男と定められており、選出されることは大変名誉な事とされています。
宵祭りには、勅使の無事到着を祝い、海上安全を祈願する「浜さがりの儀」が行われます。

参向式の前には勅使と馬が触れ合う風景も。

流鏑馬神事の様子。
勇壮に馬場を駆け抜ける姿を一目見ようと多くの参拝客が詰めかけていました。
貞享元年(1684年)に平藩主内藤家でお家騒動などがあり、当時その原因は住吉神社が磐城平城をにらんで建っているとされ社殿の向きを現在の東向きに変えられたとの事。
流鏑馬神事を行う馬場は、その際に内藤家より幅五間長さ二百間の参道が寄進されたものだそうです。
まっすぐに伸びる参道にそういった歴史の背景があるとわかると、いつもの道もどこか違って見えてきそうです。
住吉神社の秋の例大祭は、祭礼の当日雨になる事が多かった為通称「ミノカサ祭り」と呼ばれているとの事ですが、元は旧暦で9月13日に例大祭が行われその時期は農具市が出て箕の笠がよく売られていた為にその俗称がついたとも。
雨具の需要はいつの時代も変わらないのだなぁと感じさせてくれますね。
来年は是非足を運んでご覧になってみてください。
●住吉神社
住所:いわき市小名浜住吉字住吉1
電話:0246-58-4526
H P:http://www.sumiyosi-jinja.jp/index.htm
写真はS様から提供いただきました。
S様素敵なお写真をいつもありがとうございます!
過去の記事にてこれまで提供いただきましたお写真をいくつかご紹介させて頂いておりますので、あわせてご覧ください。
《S様ご提供画像》

















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