小名浜港見学会が開催されました! [平成28年3月21日(月)更新]

ふぇにっくす

本日のいわき市は日中は清々しい青空が広がり風が強かったですね。
連休も最終日!風邪をひかないよう暖かくしてお過ごしください。


本日の話題です。
本日21日(月)、小名浜港湾事務所主催による「小名浜港見学会」が開催されました。

小名浜港というとふっと浮かぶのは、1号ふ頭にはいわきら・ら・ミュウ、2号ふ頭にアクアマリンふくしま、小名浜さんかく倉庫などの観光施設や小名浜魚市場など。
1号・2号ふ頭地区はアクアマリンパークと親しまれ、市民憩いの場となっております。

海に広く面したいわきには親しみの深い「
その役割はどういったものがあるのかをより市民の皆様に知って頂くため、観光遊覧船「フェニックス」に乗船し小名浜港を見学します。

乗り込み いってきます

いわきら・ら・ミュウからフェニックスへと乗り込みます。
天気も良く、カモメたちもどこかワクワクしているように見えます。

小名浜港へ出発!

本日は、整備中の東港地区国際物流ターミナル、西防波堤、大剣ふ頭、藤原ふ頭、7号ふ頭、5・6ふ頭、4号ふ頭、3号ふ頭を順に巡ります。

3号ふ頭は鉱産品、4号ふ頭はセメントや薬品など化学工業品、5・6ふ頭は鉱産品を中心に扱うだけではなく耐震強化岸壁としても整備されています。
7号ふ頭は鉱産品、藤原ふ頭は木材となる製材や鉄くず、大剣ふ頭ではコンテナ貨物や石油などを扱います。

橋梁

出発して間もなく見えてきたのは、“復興のランドマーク”として期待が高まる3号ふ頭と東港地区国際物流ターミナルを結ぶ臨港道路(橋梁)が見えてきました。

橋の構造は「PCエクストラドーズド橋」を採用しており、港湾を結ぶ臨港道路としては日本で小名浜港が初めて採用されました。
完成は平成28年度をめどに進んでおり、あと15メートルほどで完全に橋が繋がります。
美しい伸びやかな橋が青空をバックに映えます。

小名浜港湾事務所の鈴木様から港や働く機械の役割について解説して頂きながら船は進んでいきます。

7号ふ頭 (2)

大剣ふ頭

3号ふ頭、5・6ふ頭、7号ふ頭には火力発電に使われる石炭が多く運ばれてきます。
日本で使われるエネルギーの原料、石炭や石油などのほとんどは海外から運ばれてきます。
それらを運ぶ99.7%は船と港を使って運ばれいるのです。(残りは空輸)
今や生活になくてはならない電気、石油から作られる製品、輸入される食料に至るまで世界への玄関口となっているのが港の役割です。

船で運ばれてきた原油などはどのようにして陸に運ばれるのでしょうか?
そこで活躍するのが、シーバースと呼ばれる施設です。

シーバース
※画像は小名浜港湾事務所様からお借りいたしました。

画像右側は実際のシーバースでの荷役を行っている所です。
海底にはパイプが通っており、船を港へ停泊させることなくパイプを通って原油などを安全に陸へと運ぶ事が出来るのです。


7号ふ頭

7号ふ頭に広野火力発電所へ石炭を運ぶ船も停泊していました。
港に船は1日に何隻くるのか?という疑問があり、小名浜港湾事務所の藁谷様から回答を頂きました!

平成26年に年間の入港船舶隻数は5,360隻、日割り計算をすると1日に14.7隻
港の規模は取り扱う貨物の量で比較されることが多く、小名浜港で平成26年に年間の総取扱量は17,894,025トン1日に49,024.7トンの計算になります。
更に分かりやすい例えになると、毎日東京ドーム約3杯分の貨物を取り扱っていることになります。

船は一度港へ入ると比較的小さめの船でも数日程度、大型の船になると1隻入るだけで10日程度、港に係留され荷揚げ作業を行うそうです。
藁谷様、ありがとうございました!

翔陽

7号ふ頭に停まっているとても大きな船は、小名浜港に入る最大サイズの船「翔洋」
積まれているのは石炭がメインでオーストラリアと日本を往復しています。
巨大な船を目の前にすると迫力を感じます…!


駿河

働く船を他にも見ることが出来ました。
青の駿河と書かれた船は浚渫(しゅんせつ)船といい、ドリル状のカッターが海底を削り大きな船も港に入れるように働いています。
削った土などは船の中を通って人工島に運ばれ埋め立て作業もできるというすぐれものです。

これから3号ふ頭を繋ぐ橋と人工島の整備が進むにつれ、海外からより大きな船が入ってこれるようになります。
大きな船を使えば、1度に安く多くの石炭が運べるので、それによって、輸送コストが良くなるとの事。
輸送コストが良くなれば、発電のコストも良くなっていき巡り巡って、私達の生活の上でも電気がお得になる日が来るかもしれませんね…!


小名浜港は漁業、観光、遊覧船、材木、石炭、化学薬品、石油、といったあらゆる分野を担う役割が一堂に会している日本有数の港ではないでしょうか。

東日本大震災ではほぼすべての係留施設が被災し使用不可能までなった小名浜港。
5年の月日が経過し、今では私達の生活に欠かせないあらゆるものを船で運び、更なる利便性の為に躍進している姿を見て取れることが出来ました。
いつもは入る事が出来ず遠くからしか見えないふ頭も、私達の気づかない所で頑張ってくれていることを実際に目にする事ができ、参加された方も有意義な時間を過ごされた様子でした。


第1号ふ頭のあるいわきら・ら・ミュウの東側に、艦船が埋まっているのはご存知だったでしょうか?

終戦後、小名浜港は漁獲物を揚げる漁港の整備と石炭輸送の為港湾修築工事が昭和21年~28年まで行われました。
当時、いちはやく防波堤や防砂提を完成させることが求められていましたが財源や資材の不足が深刻だったため艦船を海底に沈める手法が採用されました。
小名浜第1ふ頭に「汐風」は沈められ、波浪・漂砂から私達を護る「沈船防波堤」となりました。
汐風が埋まっている場所はレンガで縁取られておりその目で確認する事が出来ます。

埋まっている場所

東日本大震災の津波で被災した直後、埋まっているとされる場所が汐風の形に割れてしまったのだとか。
現在は修復されており、津波をかぶったものの流されずに残った沈船防波堤の歴史を記したパネルと共にご覧いただけます。

被災した小名浜港
※上空からの様子の写真は小名浜港湾事務所さんから提供いただきました。

「汐風」の前に、旧小名浜魚市場前に駆逐艦「澤風」が同様に沈められており「澤風」はその後漁港区改良の為撤去されタービンが三崎公園の中に残されています。

終戦の後も、港の一部となって私達の生活を今も見守ってくれているのですね。

汐風の模型

模型

いわきら・ら・ミュウ内いわきデイクルーズの受付そばには小名浜港の将来イメージを立体化した精巧な模型、臨海道路(橋梁)の模型、汐風の模型などが展示されております。
こちらもあわせてご覧になってみてはいかがでしょうか。

今後、いわきデイクルーズをご利用の際には美しい海や可愛らしいカモメと一緒に港もじっくりと眺めてみてください。

【お問い合わせ先】
国土交通省東北地方整備局 小名浜港湾事務所
住所:福島県いわき市小名浜字栄町65/電話:0246-53-7142
E-mail:info-o82ab@pa.thr.mlit.go.jp
ホームページ:http://www.pa.thr.mlit.go.jp/onahama/
facebookページ:https://www.facebook.com/onahama.pa.thr.mlit.go.jp

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