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駅からハイキング「磐城平城の歴史と出会う いわき街なかめぐり」10月1日より開催! [平成28年9月28日(水)更新]

昨日の晴れ間はどこへやら。
今にも雨が降り出しそうないわき市です。
今日は気温・湿度共に高く、少し体を動かすとじっとした汗を背中に感じます。
本日は10月1日よりスタートする駅からハイキング「磐城平城の歴史と出会う いわき街なかめぐり」についてご紹介いたします。
10日(月・祝)までの10日間行われ、譜代大名の内藤家・安藤家などが治めた磐城平藩の歴史に携わる道を訪ね歩くコースとなっています。
いわき駅改札隣りにある当観光案内所をスタート・ゴールとし、塗師櫓石垣、本丸跡、お堀、磐城平藩にゆかりのある寺社を歩きます。
歩行距離は約5.5km、一部坂がありますがゆっくり巡っても約2時間30分程度で、ゴール時には参加者へちょっぴりプレゼントがあります。
初秋の風を感じながら、当時の磐城平藩の面影を感じみてはいかがでしょうか。
皆様のご参加をお待ちいたしております。
《コース》
いわき駅
↓
いわき市総合観光案内所:スタート
↓ 450メートル/徒歩約5分
磐城平城跡塗師櫓石垣
↓ 100メートル/徒歩約2分
磐城平城本丸跡
↓ 100メートル/徒歩約2分
丹後沢公園
↓ 1,600メートル/徒歩約25分
長源寺
↓ 700メートル/徒歩約15分
飯野八幡宮
↓ 700メートル/徒歩約10分
良善寺
↓ 400メートル/徒歩約5分
天田愚庵の庵
↓ 150メートル/徒歩約2分
松ヶ岡公園
↓ 500メートル/徒歩約5分
子鍬倉神社
↓ 200メートル/徒歩約5分
平街なか散策
↓ 600メートル/徒歩約15分
いわき市総合観光案内所:ゴール
↓
いわき駅
●磐城平城跡塗師櫓石垣
いわき市の指定史跡。
すべて自然石で野面の大きさをそろえ、隙間に間詰を多く入れた布積崩しの新穴太積様式で積み上げられています。
また、角隅に切石の算木積みが未発達なところから元和期の構築であるとされており、東日本大震災により崩落、現在は半分ほどの高さとなっています。

●磐城平城本丸跡
磐城平城は慶長7年(1602)に鳥居忠政が入封し築城を始め、慶長19年(1614)に完成。
完成まで12年を要し、石垣の石は小川・好間・赤井方面から自然石を運び、一部は花崗岩を切りだしています。天守閣は作られず、高さ四丈三尺(約13メートル)の三階櫓がその役割を果たします。壕の形が草書体の龍の字に似ていることから別名「龍ケ城」とも呼ばれていました。
藩主は鳥居家・内藤家・井上家・安藤家が治め、慶応4年に廃城となります。
明治2年(1869)版籍奉還により安藤信勇が知藩事となり、現在残されている建物で政務を執りました。
また、跡地には「平城懐古」詩碑が建っております。
日本画家の重鎮で文化勲章受賞者の松林桂月の漢詩碑で、門弟の大平華関の遺墨展が開催されたに訪れ、自らの心情を詠んだものです。
碑には「江山尋勝入磐州 風色依稀憶旧遊 塵塁残濠斜照底 松杉影冷古城秋」と刻まれています。

※磐城平城本丸跡地は10月2日(日)のみの特別公開となり、その他の日は入ることは出来ませんのでご注意ください。
●丹後沢公園
磐城平城の本丸と二の丸・三の丸の間の内濠だった場所で、現在は遊歩道・トイレが整備されています。

●長源寺
鳥居忠政が父・元忠の菩提を弔うために建立したのを始まりとする曹洞宗の寺院。鳥居家墓所は市の史跡に指定されており、元忠・元忠夫人・忠英の墓がある。
平成28年9月28日現在、参道にはヒガンバナが見頃を迎えています。

●飯野八幡宮
朱色の大鳥居が目印。平安時代の康平6年(1063)、源頼義が欧州討伐の際、源家が崇敬している石清水八幡を磐城の地に勧請し、戦勝を祈願したのが始まりと伝わっています。本殿を始め神楽殿など多数の建造物や古文書が国の文化財に指定されています。

●良善寺
磐城平藩主・安藤家の菩提寺。
初代安藤重信公の座像、二代重長公・四代信友公の画像、十五代のご位牌や家紋入りの木盃が残ってます。また、山門扉には戊辰戦争で飛び交った鉄砲玉の跡を見て取ることができます。

●天田愚庵の庵
磐城平藩士・甘田平太夫の5男として生まれ、戊辰戦争で行方不明となった父母妹の所在を尋ねて全国を歩きます。山岡鉄舟の知遇を受け、清水次郎長の養子に一時なりました。明治20年(1887)得度し、禅僧となります。庵は昭和41年に京都・桃山から移築されたものです。

●松ヶ岡公園
いわき市内で最も古い公園で、つつじと桜の名所として休日は家族連れで賑わいます。
また、園内には磐城平藩第5代藩主の安藤信正公像があります。
江戸時代末期に幕府老中を務め、皇女和宮の降嫁や条約締結、小笠原諸島の領有宣言など業績を残します。旧藩士や有史により大正11年(1922)建立、昭和18年に太平洋戦争の金属供出により撤去されましたが、昭和36年に再建されました。

●子鍬倉神社
式内社磐城七社の一つ。
平総鎮守として崇められ、明治6年に県社1号の指定を受けたことから、県社の愛称で親しまれています。社名は御祭神の御神徳である「衣食住」を表現しています。

●駅からハイキング「磐城平城の歴史と出会う いわき街なかめぐり」
会期:平成28年10月1日(土)~10月10日(月)
スタート駅:福島県常磐線いわき駅
所要時間:約2時間30分(施設での見学時間含む)
歩行距離:約5.5km
受付時間:午前10時~午後0時30分
ゴール時間:安全にご参加いただくため午後4時30分までにゴールしてください。
受付場所:いわき市総合観光案内所
《イベント参加方法》
こちらのコースは期間内であれば申込不要でいつでもご参加いただけます。
駅からハイキングホームページをご覧ください。

【お問い合わせ先】
駅からハイキング事務局
電話:03-5719-3777
受付時間:月~金曜日の午前10時~午後5時まで(祝日を除く)
《関連情報》
・「いわき50祭~みんなでお101誕生日~」について
・磐城平城一夜城プロジェクトについて
・JRいわき駅発車メロディーご当地化について
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