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いわき総合図書館企画展 新島襄が見た「いわき」-その1- 開催中! [平成29年2月2日(木)更新]

青空の広がるいわき市です。
日当たりの良い室内はとても暖かいですが、外に出ると激しい強風が!
昨晩から風が窓を叩いて寝不足の方もいらっしゃるのでは?
車を運転する際には風にあおられることがありますので安全運転でおでかけください。
本日の話題です。
いわき総合図書館にて企画展「新島襄が見た「いわき」-その1-」が開催中です。
展示の内容を一部ご紹介いたします。

順路はこのように進んでご覧ください。

大河ドラマ「八重の桜」の主人公新島八重の夫、新島襄(1843~1890)。
同志社大学の前身となる同志社英学校の創立者です。
若き日の新島襄がいわきへと立ち寄っていたことはご存知でしょうか?
10歳で漢学、剣術、馬術を始め13歳で蘭学を、17歳で幕府の軍艦教授所で数学、航海術を学ぶなど幼いころから文武両道。
20歳の頃から英語の勉強を始め、アメリカの地図をみたり漢訳された聖書を読んだ新島襄はアメリカに渡り様々な事を学びたいと強く思うようになります。
当時の日本は海外渡航が固く禁じられておりましたが、諸外国との貿易港となっていた北海道の函館から密航をします。


江戸から函館へ備中松山藩の洋式帆船「快風丸」にのって向かう道中いわき市の中之作に立ち寄っています。
9泊10日の間、中之作港の測量を行ったり閼伽井嶽へと向かおうとした事、磐城平城の概略や人柱、平の街並み、物産や地理に関する事などが新島襄が残した「函楯紀行」に細やかに残されています。


新島襄がおこなった中之作港の測量のスケッチ。
海底の地形が鶴が両方の翼を広げているような事から「鶴の間」と呼ばれており、現代科学で割り出した改定図と新島襄のスケッチがほぼ当てはまります。
スケッチには北を示す矢印、暗礁が広がり背後に広がる険しい山々が描かれています。


閼伽井嶽の龍燈を一目見ようと新島襄は中之作から平へと向かい、閼伽井嶽の手前4キロメートルの所で激しい烈風雷雨に見舞われ断念します。
閼伽井嶽からは四倉の海から夏井川を渡って明かりが登ってくる様子が見ることができ、当時は観光名所として栄えていたのだとか。
東京浅草の精行社で発行された「岩城閼伽井嶽常福密寺全図」に「龍燈場」と名前がついた東屋がありここから人々は龍燈を眺めていたのでしょう。


展示の一部の解説をご用意しておりますので、是非お手に取ってじっくりご覧くださいませ。



隅々までご覧いただきましたら、コーナーに設置された企画展参考図書をじっくりご覧ください。
ふせんが貼ってありますので、書籍の中から展示に関する内容をすぐにご覧いただけます。

新島襄が訪れた中之作港にて2月4日(土)~6日(月)まで「つるし雛飾りまつり」が開催されます。
可愛らしいつるし雛をゆったりとご覧いただきながら若き日の新島襄が見た光景へも想いを馳せてみてはいかがでしょうか?
皆さまのご来場をお待ちしております!
●いわき総合図書館企画展 新島襄が見た「いわき」-その1-
会期:平成29年1月31日(火)~6月6日(火)
時間:午前10時~午後9時(日曜休日:午前10時~午後6時)
会場:いわき総合図書館5階 企画展示コーナー
【お問い合わせ先】
いわき総合図書館
電話:0246-22-5552
HP:http://library.city.iwaki.fukushima.jp/index.html
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