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12月25日(土) 今日のお天気と安藤家の門松(追記あり)

クリスマスの今日は、非常に寒いいわき市・・・
クリスマス寒波ということで、晴れているものの気温が低いのです。
風もありますので、暖かい服装でお出掛けになって下さい

さて今日から、いわき駅自由通路のちょうど案内所前に、安藤家の門松が設置されました
門松1

安藤家の江戸屋敷、正門に飾られていた門松を再現したものです。
実物はもっと大きく、この飾りの下を馬に乗った侍が通ったというのですから、その大きさが想像できますね。

門松2
門松3

詳しい謂われは下記をクリック!


「磐城平正月御在城之飾」
~磐城平藩主安藤対馬守「正月飾り」~

 安藤家の祖、重信公ある年の暮れのこと、秀忠公のご所望により囲碁の相手をしておりましたが、秀忠公はしきりに負けなさるので、もう一局、もう一局と引き止められます。
 重信公は、帰宅して松飾りをしなければなりません、と申し出ますが、門松はこちらで用意をするからゆっくり相手をせよと命じられます。
 主命よんどころなくお相手を続け、ようやく秀忠公がお勝ちになられたのを潮時とお暇乞いをして帰宅してみると、門松が届いていて、その吉例は明治維新まで続いていたと伝わっております。

 さて、この門松が届けられるのが恒例となりますと、年毎の師走二十五日は松や飾りや注連縄まで取り揃えられ車に積まれて届けられます。
 御徒目付、御小人等が両三人付き添い、安藤家上屋敷の表門を開かせ、拝領の品々を人足が玄関へ運び込み、安藤家では家来の面々が麻裃着用で出迎えて受け取り、御小人等を別席へ通して古例の饗応、酒は堂の燗鍋で出し、肴は焼味噌一種、その後に目録を呈す、とされておりました。
 門松を拝領するのは数ある大名家でも安藤家ただ一軒のみ。他には旗本御家人に一軒あるのみであったという。

 さてこの度、江戸城の門松と同じであったという安藤家の門松を古文書により再現いたしました。飾られている縁起物は次の通りです。

一、橙 二、ところ 三、本俵 四、えび 五、裏白 六、由ずり葉
七、昆布 八、のし 九、くし柿 十、やぶこうじ 十一、根松 十二、炭
十三、延紙

「磐城平城史跡公園の会」提供資料より
※会事務局へ許可を得て掲載しております。転載はご遠慮下さい。

この正月飾りは1月6日まで設置され、6日の夕方に撤去された後、8日(土)に大國魂神社前で行われる正月送りの行事「鳥小屋」で炊きあげられるということです。


ではここで、正月飾りの解説です。
(会事務局の方にお聞きしました。一部インターネットで調べた部分有り)

まず元々この13の飾り物は、全て「江戸前」であったそうです。
江戸で取れた物が江戸城に献上されていたということですよ。

1,橙 代々その家が栄えるという意味があります。
2.ところ 「ニガイモ」のこと。山芋(自然薯)のように長い髭があることから、長寿の縁起物。
3.本俵 ホンダワラという海藻です。干した物が真っ黒くなり、この黒い色が縁起が良い。
4.えび 腰が曲がる=長寿の意味ではなく、脱皮を繰り返して成長することから縁起が良い。またその姿が、鎧を連想させる。
5.裏白 ウラジロ。葉の裏側が白く、「後ろ暗いところがない」ということ、清浄な心を洗わします。
6.由ずり葉 ユズリハ。家系が続くことを願う縁起物。
7.昆布 「喜ぶ」にかけています。縁起物。
8.のし 熨斗鮑のこと。長寿の縁起物。また、「相手を伸す」ということから。
9.くし柿 干し柿を萩の枝に12個刺して飾ります。
10.やぶこうじ 藪柑子。別名十両。縁起物。
11.根松 一年を通してみずみずしい常緑樹で、神が宿る木ということです。
12.炭 墨は邪気を払う色とされていることから。
13.延紙 「ところ」「炭」などを包んでいる紙。
飾り解説1
飾り解説2


実際には、根松とやぶこうじも、ところと同じように飾られるのだそうです。
来年はもっと改良し、さらパワーアップの予定とも・・・楽しみですね!
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