| ホーム |
6月30日(木) 今日のお天気と被災地見学希望者へ
早朝は青空が広がっていて「暑くなりそうだな~」と思ったのですが、すっかり曇ってしまいました。
でも暑いです。
9:30過ぎのいわき駅前の気温は、32度を表示していました。
屋内にいてもしっかり水分補給をして、熱中症対策をしてくださいね!
さて本日もまた、朝から哀しくなる来所のお問い合せを頂きました。
そのようなことから、ちょっと問い合わせ内容をまとめてみましたので、ご参照下さい。
現在、よく当案内所にいただく「被災地を見たい」という質問のまとめ。
Q1.せっかくいわきまで来たから、被災地を見たい。
A1.いわき市全体が被災地です。駅周辺をご覧下さい。
Q2.沿岸部の津波被災地を見たい。
A2.復旧作業中であり、危険が伴うためご遠慮下さい。
月~土までは作業のために、立ち入りも規制されています。
また多くの方が命を落とした場所でもありますので、ご遺族の感情も配慮してご遠慮いただきたいと思います。
Q3.現地へ行けないなら、せめて路線バスの車窓から見られないか。
A3.沿岸部は立ち入りが規制されているため、バスも通常の路線を一部変更して運行しています。
そのため見ることはできません。
Q4.第一原発の近くまで行きたい。最寄り駅はどこか?
A4.福島第一原発から半径20キロ圏内は「警戒区域」に指定されています。
(平成23年4月22日午前0時より発令)
そのため一般の方が立ち入ることは、法的に規制されています。従わない場合は罰則規定があります。
なお最も近い駅は常磐線の久ノ浜駅ですが、久ノ浜駅~宮城県の亘理駅間は、福島第一原発の20キロ圏内および緊急時避難準備区域なども通るため、被害調査も行われておりません。
そのため運転再開の見込みは立っていないということです。
(JR東日本水戸支社からの情報)
Q5.J-Villageまで行きたい。
A5.J-Village(双葉郡楢葉町)は第一原発から半径20キロの線上に位置しています。
また現在は第一原発へ向かう作業員の方などの前線基地になっており、一般の方が見学できる状況ではありません。
(トップページにお知らせ有り→http://j-village.jp/)
乗用車の除線作業などは行っているということですが、一般の方が見学に行くところではありません。ご遠慮下さい。
(いわき市災害対策本部回答。6月30日)
Q6.許可証があれば行っても良いのか。許可証はどこで貰えるのか。
A6.許可証があれば立ち入りは可能だということです。市町村長より発行されます。ただし現地に関係のない一般の方へは、基本的に許可証は発行されないということです。
(いわき市災害対策本部回答。6月30日)
(報道関係者や、20キロ圏内に住んでいた行方不明の親族を捜しに行く・・・などの特殊な場合を除く)
当然「見に行きたいから」という理由では、許可証は発行されません。
Q7.被災地域を案内してくれる人がいると聞いた。観光のついでに頼めないか。
A7.確認しましたが、そのような案内をしている人はいないということです。

画像提供:Mitsuhiro Koizumi(いわき市で活躍するプロカメラマン)
6月19日のブログでも書きました。
興味本位で現地へ向かうのは、本当に被災者の気持ちを傷付けます。
お止めいただきたいと思います。
対応する私たちスタッフも気持ちの良いものではありません。
(というよりも、正直イラっと来ます)
私の友人のご両親ほか親族も、友人の伯母さんも、友人の同級生も津波で亡くなりました。
その友人達がどんな気持ちか・・・
「見に行こうかな」と思っている皆さんは、少し考えてから行動してくださいね。
今後の災害対策を考えるために視察しておきたい・・・などの場合は、観光案内所ではないところ、例えばいわき市や災害対策本部などにお問い合せ、ご相談いただいたほうが良いと思います。
でも暑いです。
9:30過ぎのいわき駅前の気温は、32度を表示していました。
屋内にいてもしっかり水分補給をして、熱中症対策をしてくださいね!
さて本日もまた、朝から哀しくなる来所のお問い合せを頂きました。
そのようなことから、ちょっと問い合わせ内容をまとめてみましたので、ご参照下さい。
現在、よく当案内所にいただく「被災地を見たい」という質問のまとめ。
Q1.せっかくいわきまで来たから、被災地を見たい。
A1.いわき市全体が被災地です。駅周辺をご覧下さい。
Q2.沿岸部の津波被災地を見たい。
A2.復旧作業中であり、危険が伴うためご遠慮下さい。
月~土までは作業のために、立ち入りも規制されています。
また多くの方が命を落とした場所でもありますので、ご遺族の感情も配慮してご遠慮いただきたいと思います。
Q3.現地へ行けないなら、せめて路線バスの車窓から見られないか。
A3.沿岸部は立ち入りが規制されているため、バスも通常の路線を一部変更して運行しています。
そのため見ることはできません。
Q4.第一原発の近くまで行きたい。最寄り駅はどこか?
A4.福島第一原発から半径20キロ圏内は「警戒区域」に指定されています。
(平成23年4月22日午前0時より発令)
そのため一般の方が立ち入ることは、法的に規制されています。従わない場合は罰則規定があります。
なお最も近い駅は常磐線の久ノ浜駅ですが、久ノ浜駅~宮城県の亘理駅間は、福島第一原発の20キロ圏内および緊急時避難準備区域なども通るため、被害調査も行われておりません。
そのため運転再開の見込みは立っていないということです。
(JR東日本水戸支社からの情報)
Q5.J-Villageまで行きたい。
A5.J-Village(双葉郡楢葉町)は第一原発から半径20キロの線上に位置しています。
また現在は第一原発へ向かう作業員の方などの前線基地になっており、一般の方が見学できる状況ではありません。
(トップページにお知らせ有り→http://j-village.jp/)
乗用車の除線作業などは行っているということですが、一般の方が見学に行くところではありません。ご遠慮下さい。
(いわき市災害対策本部回答。6月30日)
Q6.許可証があれば行っても良いのか。許可証はどこで貰えるのか。
A6.許可証があれば立ち入りは可能だということです。市町村長より発行されます。ただし現地に関係のない一般の方へは、基本的に許可証は発行されないということです。
(いわき市災害対策本部回答。6月30日)
(報道関係者や、20キロ圏内に住んでいた行方不明の親族を捜しに行く・・・などの特殊な場合を除く)
当然「見に行きたいから」という理由では、許可証は発行されません。
Q7.被災地域を案内してくれる人がいると聞いた。観光のついでに頼めないか。
A7.確認しましたが、そのような案内をしている人はいないということです。

画像提供:Mitsuhiro Koizumi(いわき市で活躍するプロカメラマン)
6月19日のブログでも書きました。
興味本位で現地へ向かうのは、本当に被災者の気持ちを傷付けます。
お止めいただきたいと思います。
対応する私たちスタッフも気持ちの良いものではありません。
(というよりも、正直イラっと来ます)
私の友人のご両親ほか親族も、友人の伯母さんも、友人の同級生も津波で亡くなりました。
その友人達がどんな気持ちか・・・
「見に行こうかな」と思っている皆さんは、少し考えてから行動してくださいね。
今後の災害対策を考えるために視察しておきたい・・・などの場合は、観光案内所ではないところ、例えばいわき市や災害対策本部などにお問い合せ、ご相談いただいたほうが良いと思います。
スポンサーサイト
<<7月1日(金) 今日の天気と街ぐるウォークスタート! | ホーム | 6月29日(水) 今日のお天気と酢豚定食!>>
コメント
No title
Re: No title
>ラブままさま
コメントありがとうございます。
こちらにお問い合せ頂く方々は、決して悪意があってでは無いのでしょうが、対応する度に私たちスタッフは心が痛みます。
それでもいつか、おっしゃるように美しいいわき・福島が戻ること願って、祈っています。
必ず復興させましょう!
コメントありがとうございます。
こちらにお問い合せ頂く方々は、決して悪意があってでは無いのでしょうが、対応する度に私たちスタッフは心が痛みます。
それでもいつか、おっしゃるように美しいいわき・福島が戻ること願って、祈っています。
必ず復興させましょう!
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |
そういう方々を相手にされている皆さん、ご苦労様です。
福島は美味しいものがいっぱいあって自然が綺麗で・・・。
早く、一日でも早くみんながみんな自分の家に帰って普通の生活に戻ることを願うばかりです。